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【PB2023独唱者紹介(2)】メゾソプラノ・藤井麻美さん [出演者情報]

PROJECT B 2023(2023年4月8日@サントリーホール)のベートーヴェン交響曲第9番「合唱付き」でソリストを務めていただく素晴らしい若手歌手のプロフィールを紹介します。

メゾソプラノ(アルト)は藤井麻美さんです。

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洗足学園音楽大学卒業、同大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第15期修了。文化庁新進芸術家海外派遣制度にてイタリアへ留学。
留学中に第8回B.フランチ国際オペラコンクールにて特別賞を受賞。カルボネッティ劇場国際オペラコンクール2017では、"Vincitore di Suzuki"を受賞し副賞としてロンバルディア州をはじめイタリア国内の劇場にて「蝶々夫人」スズキ役として出演。その後もトスカーナ州、マルケ州等で様々な舞台に出演し、北イタリア・リモーネ音楽祭ではペルゴレージ「Stabat Mater」のアルトソリストを努める。
帰国後、日本トスティ協会より"山口佳惠子賞"、若い芽を育てる会より"牛尾シズエ賞"を受賞。

これまで日生劇場では「魔笛」「ヘンゼルとグレーテル」「ランメルモールのルチア」に出演しており、2023年は「マクベス」の侍女役として出演予定。
東京二期会には宮本亞門演出の「蝶々夫人」スズキ役でデビュー。その後も原田諒演出「椿姫」フローラ役、宮本亞門演出「フィガロの結婚」マルチェッリーナ役、栗山昌良演出「蝶々夫人」スズキ役等、話題作への出演を果たした。2023年には再演となる原田諒演出の「椿姫」に今度はアンニーナ役として出演予定。
他にも「コジ・ファン・トゥッテ」や「ナクソス島のアリアドネ」、「リゴレット」、「カヴァレリア・ルスティカーナ」、「アラベッラ」等に出演している。
共演オーケストラは読売交響楽団や東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニーなど多数に渡り、アンドレア・バッティストーニ、ジャコモ・サグリパンティ等と共演。

オペラ以外にもコンサートや宗教曲のソリストとしても出演しており、ヘンデル「メサイア」、ヴィヴァルディ「グローリア」、ハイドン「テレジア・ミサ」等様々な作品にてアルトソリストを務める。
ベートーヴェン「第九」のアルトソリストとしては「セイジオザワ松本フェスティバル」や「飛騨高山千人第九」等数多く出演している。
洗足学園音楽大学講師。二期会会員。


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